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御立岬 塩むすび館で塩作ってきた 〜くまモンファーム体験記~

こんばんは。
久しぶりに長文を書いたら腕と頭がずいぶんと疲れましたよ。
気が付けば1月も半ば過ぎておりました。

年越しから年明けまで気温がジェットコースターのように上がったり下がったりしておりましたね。明日辺りからまた寒気が来るとか来ないとか?
。。。怖いなぁ。寒気。

少し前は比較的過ごしやすい日が続いていたので庭のスイートスプリング(柑橘)を獲ってマーマレードにしてみました。思いのほか香りと苦みが強い一品になり、晩酌時のお酒代わりに炭酸水に入れて楽しんでいます。
香りが高いのはいいけど苦みはもうちょっとどうにかしなきゃダナ。次回。

しかしお酒でなくても普段飲まないスペシャルな炭酸にすると謎の満足度があっていいですね。


そう言えば私が袋掛けをした不知火(【しらぬい】という柑橘類)は今頃どうしているのだろう。
前回のブログ参照)
広い農園での袋詰め、楽しかったな。。。


ハイ、という事で現実逃避もほどほどに本日もくまモンファームネタお届けいたします。

前回は【柑橘の王様「不知火」のオーナーになろう】という割と派手?な企画だったのですが、今回は渋いです。

【くまモンFARM認定No.003御立岬 塩むすび館】

塩づくり体験!くまモンデザインの容器付

はい、そうです。今回は作ります。【塩】をです。はい。

まさかまさかの調味料。しかし侮るなかれ。塩が無かったらこの世の食べ物の味気なさは凄いことになります(多分)。そしてそもそも身体に必要な成分ですよね。塩分って。

それくらい大切な塩をなんと作ってしまおうと。
更に、地下1,000mから汲み上げたミネラルたっぷりの温泉水から作ってしまおうと言う今回の体験。

さぁ、今回も写真を中心に臨場感たっぷりにご紹介したいと思います。

早速ですが「バーン!」っと登場していただいたこちらの2名。
お塩づくりの先生をしてくださる入江(いりえ)さんと枇杷木(ひわき)さんです。

タイトルにも書いてありますが「塩むすび館」はい、写真の看板に読み仮名ありますが「塩(えん)むすび館」なんですねー。シャレが効いてますねー。

場所は芦北にある、海水浴や温泉、アクティビティなどが楽しめる御立御崎公園の一角。
ちなみにお二人の表情がやや硬いのは私の写真の腕の問題です。
こじゃれた事を言って笑顔になってもらえたらよかったんですけどねー。私の緊張感が伝わってしまったのかもしれません。

それもそのはず、私、人生初めての塩づくりですので。

さて、そんな緊張する私を担当してくださったのがことちら枇杷木さん。
塩むずび館で塩の精製や販売をなさっているTheほめ上手なスタッフさんです。

さぁ、土鍋のようなものも見えますが、そろそろやってみましょう。
塩づくり体験スタートです!

テテンテ テンテン テンテテーン♪

さぁ始まりました。本日の料理(?)は塩、です。
土鍋の様だと思っていたらまさに土鍋でした。熱の伝わり方がとても良いらしいです。
その他にカセットコンロ、木べらと軍手が用意されています。

軍手?

最初の工程は先ほどサラッと説明した【地下1,000mから汲み上げた温泉水】を程よく濃縮したものを土鍋にIN!
塩分を含んだ温泉水は海水とは成分も違い味わいもまた変わるそうなんですねー。

後はこちらの温泉水を~・・・

煮るべしっ!

ひたすら煮込むことで水分を飛ばします。
しばらくするとあっという間に土鍋の淵に塩分が出来上がってくるのですが、、、

まだまだ煮るべしっ!

煮るべし!煮るべしっ!!

そうこうすると段々とトロみが付いてきます。さぁここからが要注意ですよ。

水分を飛ばす過程でパチパチと温泉水が跳ねます。
開始前に入江さんが
「思ってるより3倍跳ねますよ」
と教えてくださっていましたが、私の中では想像の7倍跳ねました。

軍手っ!
なぜ準備されているのかを痛感するひとときです。

跳ねっ返りにも負けずにまだまだ煮詰めていくと、、、あ、塩出来とる。

あとは、かき混ぜ、火を止め、ひと段落。
これで、無事お塩づくり終了です!。。。と、思いきやまだまだ終わりません。

こちらの水気と【にがり】を抜くために袋詰めしてから脱水作業がいるのですが、、、

こちら、お分かりいただけるでしょうか?
滴っている水滴が【にがり】を多く含んだ水分です。

入江さん、枇杷木さんに言われるがまま、試しに手のひらに落としてペロリ、となめてみると、、、

「にがーい!!」というか、「エグーい!」

今まで生きてきた中でもなかなか味わったことが無い苦みというかエグみというか、、、そうか。
これを抜く作業が必要なのか、と実感。

ちなみにこの苦みを含んだ塩はそれはそれで荒々しい味で美味しいんですよ。
にがり単体になると物凄い破壊力です。

実に面白い。

味わい深いというかなんというか。
実際に「にがり成分が残る塩の方が好きだ」という方もいらっしゃるそうですし、料理や使い方によってはそちらが好まれる、という事もあるそう。

しかし、折角なのでマイルドな(私的な)究極の塩を作るべく脱水機にかけてもらいます。

こちら脱水機。
名前とかあったのかな?聞いておけば良かったです。
〇〇初号機、とか。〇□△改とか。

排水口からは着々と苦み成分が抜け出ていきます。
これをがぶ飲みしたら凄いことになるんだろうな。。。

そして脱水後に袋から取り出したお塩がこちら!

パウダーです。パウダー。
フワフワのパウダーソルトです。

早速指先に付けてペロリとしてみると、先ほどの荒々しいお塩とは全くの別物!
柔らかい塩味が口の中に広がり、、、美味い。。。
塩味はしっかり感じるのですが、なんというか、しょっぱくない?いや、しょっぱいんだけど、それだけじゃないというか・・・なに?これ(表現下手)。

はい、美味しかったー。そして楽しかったー!
塩の食レポは私には荷が重かったので、皆さん参加して食レポしてくださーい!
という事で、無事お塩づくりは無事終了。

さ、どうやって持って帰るのかなー?と思っていると、はい、ここでもうひと作業です。

今回の体験にはなんと【くまモンデザインの容器】がついており、この(私的に)究極の塩をスペシャルな容器に自ら詰め、さらにシール・アクリル製の蓋飾りを取り付けて完成と成る体験なのです!

やーーーーー!

出来ました!遂に完成です。

液体の状態から丹精込めてコツコツと煮込んだお塩。
途中危ない橋(パチパチ跳ねるあれ)も渡りました。

苦労に苦労を重ねた末に遂に完成したこの(私的に)究極のお塩。

あれこれかけて食べたいです。
お蕎麦とかに振って食べたりしてみたいです。
肉もいいな。魚は間違いないだろうな。。。BBQに使いたい。

と、想像が膨らんでしまいます。
我が家で喝さいを浴びる姿が目に浮かびますね。塩が。

そんなことをお世話になった入江さん、さんと話をしながらご挨拶をして帰途に。
普段何気なく使っている塩も自分で作ってみると改めて大切な物なんだなぁと気付くことが出来ました。

塩むすび館の皆さま、お世話になりました。
お陰様でまたプライベートでも訪れてみたい場所になりました。

もっと褒めてもらいたい気持ちの後ろ髪を引かれつつ芦北を後にしたのでした。。。

・・・

いやーいかがでしたでしょうか?こちらの体験。
「苦労に苦労を」とか書いてますが、程よく温泉水を濃縮してくださっているお陰もあり、実はあんまり時間はかかりません。

こういっちゃなんですが、案外だらだら煮込む(言葉が悪い)作業が続くのかと思っていましたが、刻々と煮込む水の状態も変わり、気の抜けない跳ねっ返りタイムが訪れたりとあっという間に時間が過ぎてしまいます。

家族や友人で楽しめるのは間違いないですし、カップルでも楽しめますね。
キャーキャー言いながら皆で同じ時間を過ごせるのはとてもいい体験だと思います。
勿論一人でもほめ上手の枇杷木さんが土鍋捌きを絶賛してくださるので安心です。

そして何がいいって、持って帰って楽しめる、というのがいいですよねー。
塩ならば必ず必要な物ですし、必ず必要なうえに、なんと一味違うスペシャルなお塩。
日常使いからハレの日、アウトドア、贈り物にと使い勝手も抜群です。

塩、まさに侮れない逸品、侮れない体験でした。

そして可愛すぎるボトルを手に近くの海水浴場まで撮影会に行ったことも最後にご報告させていただきます。

長々とお付き合いいただきありがとうございます。
こちらの体験記を読んで「やってみたい!」と思った方、下記URLよりお申込みサイトへ進み是非申し込んでみてください。

【くまモンFARM認定No.003御立岬 塩むすび館】塩づくり体験!くまモンデザインの容器付

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※くまモンFARM限定デザインオリジナルトートバッグのプレゼントは2024年1月31日をもって終了いたしました。

と、いう事で長文にお付き合いありがとうございました。

芦北の塩の魅力伝わりましたでしょうか?
お出かけの際の選択肢の一つにお塩づくり、いかがでしょうか?


村日記


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